登山初心者にありがちな勘違い
なんでもそうですが、初心者が初めての事にチャレンジするときは、勘違いも付き物です。
でも、できれば、そんな勘違いは無くしたいものですね。
今回は、そんな登山初心者のありがちな勘違いを紹介してみましょう。
1.登山初心者だからジーンズでもいい?
ジーンズは、汚れてもいいし、丈夫だし、アウトドア向きイメージで外出着にしますよね?
アメリカの映画なんかでも、アクティブなレジャーを行うときなんかは、大体、ジーンズをはいていたりします。
じゃ、登山でもジーンズでもいいんじゃないの?
答えはノーです。
では、なぜジーンズはだめなのかというと、問題なのは、その素材です。
ジーンズは、丈夫なぶん、かなり厚手のコットンで縫製されています。
このコットンというのが、曲者で、吸湿性は非常にいいのですが、速乾性がかなり悪い素材です。
つまり、汗や、雨などが吸収されると、なかなか、外部に発散されない、つまり、なかなか乾かないという事になり、これに、風でも吹けば、非常に冷たく感じます。
山登りは、汗を大量に掻きます。
山頂は、一般的に、風が強くて寒いです。
その汗が、ジーンズに吸収された状態で、山頂に立つと、凍える思いをするのは間違いありません。
もし、雨でぬれたような状態であれば、低体温症で、命の危険にさらされる事になります。
ジーンズはとっても危険という事は言えるでしょう。
2.登山に必要な水は多めに持つ
登山では、どれくらいの水が必要なのでしょう?
初心者の方にありがちなのは、500mmlのペットボトル一本だけ持っている事が多いようです。
季節にもよりますが、少ないと言えます。
日帰り登山として、6時間行動すると、最低でも1リットルは持ちましょう。
ペットボトルで持つとしたら、500mmlのペットボトルをザックのサイドポケットに入れ、いつでも、飲めるようにしておき、もう一本をザックに入れておきます。
本当は、もう一本、つまり1.5リットル欲しいところですが、総重量で1.5キログラムになり、これだけで疲れてしまう可能性があり、本末転倒です。
ここで、初心者から一歩踏み出そうとすれば、ペットボトルで持つので無く、水筒で持つようにすると、ちょっと格好がよくなります。
また、水筒も保温性があるものがあるので、それで、夏は冷たく、冬は暖かい飲み物を持てば、快適な登山になります。
また、初心者にありがちなのは、ビールを持って上る人がいます。
山頂で飲むビールは格別とは思いますが、ビールは、利尿作用があり、水分補給になりまし、下りが非常に危険なのでやめましょう。
最近のコメント