登山初心者のための長距離の歩き方

登山やトレッキングで長距離を歩くことを、ロングトレイルと言います。

自然歩道や登山道、一部車道などを歩き、長い距離を何日もかけて歩きながら、自然や、文化を楽しみます。

四国八十八ヶ所霊場をめぐる「お遍路さん」も一種のロングトレイルと言えるでしょう。

今回は、初心者でもロングトレイルを楽しむ方法とコースをご紹介します。


1.登山初心者の長距離歩きのための道具

ロングトレイルにおいて、宿泊をどうするかによって、道具が変わってきます。

テント泊であれば、70リットル程度のザックや、テント、シュラフなど、全部で20キロは超えるでしょう。

しかし、すべて、旅館や営業山小屋などで宿泊するのであれば、50リットルのザックに日帰り登山用具と着替えなどを詰めて、10キロ程度で歩くことになります。

テントは、できるだけ軽量な、登山用テントを選び、シュラフも同じく、登山用を揃えることで、軽量化とコンパクト化を図ることができます。

それらの重い装備を背負って長距離を歩くには、それに適した靴が必要ですが、険しい岩の山岳を登るわけではなく、また、舗装路を歩くこともありますから、重登山靴より、ミドルカットの軽登山靴をお勧めします。

重いものをもつと、膝や腰に負担がかかりますので、靴には、最初から入っているインソールではなく、アーチサポートのインソールを入れておくことで、負担が軽減されます。

また、ダブルでトレッキングポールを使用することで、初心者も体のバランスが保たれ、楽に歩くことができます。


2.登山初心者にお勧めするロングトレイルコース

日本の代表的なロングトレイルコースをご紹介します。


1. ダイヤモンド トレール

関西の大阪環状自然歩道の一部を「ダイヤモンド トレール」といい、関西地方を代表する縦走路となっています。

奈良県香芝市の屯鶴峯から大阪府和泉市の槇尾山までのコースで、距離は全長約45㎞になります。

ここは、交通の便が比較的よくエスケープルートも多いため、初心者でも安心して歩くことができることで人気があります。


2. 塩の道トレイル

日本海に面する新潟県糸魚川市から長野県の中信松本市までに及ぶ全長120kmに及ぶ道です。

明治時代中期まで日本海側からは塩とともに海産物が、信州からは麻やタバコを積ん だ牛馬や人々が盛んに行き交った街道であったことが由来です。

素晴らしい自然もあることながら、歴史や文化に触れることができるトレイルコースです。


3. 国東半島峯道ロングトレイル

九州大分の国東半島で古くから行われてきた修験道のコースをベースに、登山道や、自然歩道を加えた、一般トレッカーのために整備されたトレイルコースです。

修験道のコースらしく、切り立った岩や、急な鎖場などもあり、危険な箇所がいくつかありますが、初心者用には、それらを通らないコースも設定されており、そちらを選べば、危険ではありません。

距離11kmぐらいのコースがいくつもつなぎ合わされているため、自分に合った距離で歩くことができます。

神社仏閣が点在し、独特の景観の自然で飽きがこないコースです。

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