初心者は知っておきたい危険な登山

登山はとても楽しくできるスポーツであり、一生続けられる趣味でもあります。

しかし、そんな登山に潜む危険も忘れてはいけません。

特に初心者の方は、登山中での危険な行為を知っておくべきです。


1.初心者にありがちな無理な登山計画は危険

富士登山は大ブームですが、最近、特に初心者の若い人に多い行為が「弾丸登山」というものです。

この弾丸登山というのは、夜20時頃、5合目登山口から登山開始し、一気に山頂まで行き、ご来光を望むというものです。

メリットは、小屋に泊まらない分、コストがかからない事と、時間の短縮です。

通常の富士登山は、小屋一泊2食で10000円、前日朝出発し、翌日の午後に下山になりますので、それを回避するための弾丸登山というわけです。

しかし、これに対し、地元自治体である、静岡、山梨両県は、十分な休息を取らずに夜通しで富士山を登山する「弾丸登山」の自粛を登山者らに強く呼び掛けるよう、観光庁や日本旅行業協会などの観光関係団体へ要望しています。

本来、睡眠している時間帯に3000m級を登るなんて、危険すぎます。

また、一気に登ることによる高山病の危険性もあります。

高山病を予防するには、ゆっくり、高所に慣れながら登ることが大切ですが、弾丸登山で、余裕もなく、いきなり高所へ登ってしまうと、高山病にかかる危険性が大きくなります。

体力があり、高所登山経験も十分ある方なら、弾丸登山はできるかもしれませんが、登山初心者がいきなり、弾丸登山は無理があります。

特に登山初心者の方は、富士登山では、必ず、前日朝から出発し、十分に余裕を持った計画と休息を心がけるようにしましょう。


2.登山で山頂は必ずしも必須ではない

登山というのは、山頂にたどり着くことでしょうか?

多くの方は、YESと答えると思いますが、そればかりではないことを初心者の方は知っておきましょう。

山頂にたどり着くことを、最低限の目的としたら、無理な登山になることがあります。

登山を行うときは、必ず、時間経過を頭に入れておき、何時ごろに山頂へたどり着いたら、下山は何時ごろになるかを、絶えず計算しておくようにして下さい。

例えば、4時間掛けて山頂にたどり着いた時間が、14時頃になったとすると、休憩時間などを考慮すると、下山は18時を過ぎることになります。

季節によっては、18時であれば真っ暗ですし、夏場の日が長い時期でも、18時下山は遅すぎます。

山では、暗くなっての行動は危険です。

最低限、16時に下山できるようにするために、山頂の前で引き返す勇気を持ちましょう。

初心者は、時間経過とその後の行動時間の計算がおざなりになりがちですので、しっかりと、計算できるように訓練するようにして下さい。

山では引き返す事も、立派な決断です。

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