登山道具の手入れと保管方法|登山入門ガイド
折角購入した登山道具。
先々考えれば決して高くはないけれど、正直安い買い物でもないのが山道具。
手入れと保管方法を知って、なが~~~く使いましょう。
1.登山靴
登山靴は、革靴と布革靴があり手入れ方法は違いますが保管方法は一緒です。
汚れが残っていると、そこから傷んでくるので丁寧に手入れをしましょう。
1.革の登山靴
購入後、行ってほしい手入れが保革剤を塗って革に栄養を与えることです。
更に防水スプレーをかけて、磨きブラシでなじませてもう一度スプレーをしておくと使用後の汚れも格段に少なくなります。
使用後は、靴底からを水洗いしブーツ全体の汚れを落としていきます。
使用するのは登山用品店などで販売している革素材にも使える洗剤を全体にかけて数分してからふき取ります。
何分放置したほうがいいのか、それは購入したクリーナーの取扱説明書に従ってください。
出来ればその後、保革剤でピカピカにしてあげてください。
毎回でなくてもいいです。
その後、防水スプレーをかけて乾燥させます。
2.布と革の混合登山靴
布革の登山靴も、購入後の防水スプレーをかけておきます。
使用後の手入れ方法は、革部分の保革は必要ですが布の部分はブラッシングで汚れを落とすだけです。
保革方法は、革靴と一緒です。
汚れがひどい場合は水洗いをしますが毎回水で洗う必要はありません。
登山する前には、防水スプレーをかけてあげると長持ちします。
布革靴は、靴紐は締めた状態で保存する方が型崩れしなくていいみたいです。
3.登山靴の保管方法
保管方法は一緒で、風通しのよい場所に保管してほしいのでビニールに入れて下駄箱に入れるなんてことをしてはいけません。
下駄箱に入れるしかない場合は、靴の中に新聞紙を入れると湿気対策になります。
たまには外に出して風を通してあげましょう。
乾燥させたいからといって、直射日光の元に置き去りにするのもNG,
車内に放置するのは、湿気と高温の中に密閉することになるのでこれもNGです。
2.ザックの手入れと保管
帰宅後、ザックに入っているものは全てだして手入れ保管します。
1.ザックのお手入れ
ザックも汚れがあるところから劣化するので帰宅後の手入れ、泥汚れは出来るだけ早く落とし乾燥させましょう。
筆者が購入したとき、店員さんから「ザックは水洗い厳禁」と教えて貰いましたが、たま~~に水洗いをし、あとは消臭剤を振りかけています。
水洗いすると、ザックのコーティングが早くダメになってしますようです。
2.ザックの保管方法
ザックも通気性のよい場所で保管します。
筆者は新聞紙などを詰めて、ハンガーにつり干すようにしています。
ザックを持つ時、干す時は背中の真ん中部分にあるハンキングループを使用します。
もしショルダーベルを使う場合は、片方だけ持たずに両方を一緒に使用しましょう。
3.レインウエアー・その他の登山服
レインウエアー・その他の登山服は、洗濯表示に従って洗濯してください。
レインウエアーに関しては、洗濯後防水スプレーをかけておくことをお薦めします。
レインウエアーは、登山用品店で販売している撥水剤が入った洗剤で洗うのも一つの方法です。
実は防水スプレーにも種類がありまして、完全に膜を張る防水と、点の密着で通気性が少し良くなる防水スプレーがあります。
レインウエアーに関しては、体から出る湿気をどう逃がすかも必要になってくるのでお好みですね。
保管は、トータル的に「風通しのよい場所・方法」が基本ですので、お家の間取り・収納と相談して実践してくださいませ。
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