ストックワークのコツ|登山入門ガイド

折角お気に入りのストックを購入しても、ストックワークを理解していなかったらそれはただの棒を持ち歩いているだけ。

上手に活用しないと意味がありませんし、怪我の元です。


1.ストックの長さと持ち方

ストックワークは講習が開かれるほど、意外と奥が深いのです。

でも地形は様々ですから登山をしながら体験していきましょう。

そのうえで講習会を受けたら、よりいいかもしれません。

初めての登山に行く前に、ストックワークの基本、読んでみてくださいね。


1.ストックの長さ

まずストックを基本の長さを合わせます。

筆者が教えられたときには、真っ直ぐ立って肘をL字90度に曲げたところで長さを合わせると言われましたが、それ以外の具体的な数字を示している人もいます。

そんなわけで「大体L字」「自分にとって不自然にならないL字」からはじめましょう。


2.ストックの持ち方

グリップを握る時には、ストラップの下から手を通して、そのまま紐ごとグリップを握ります。

ストックの落下防止や手首の支えになるのでストラップに手を通しますが、アルパインにおけるストックの使い方は異なりますし、ストック熟練者によっては持たない方もいますので、あくまでも基本です。

慣れないうちはストラップに手を通した方がいいでしょう。


2.ストックワーク

次にストックワークについてですが、その前にここで重要ポイント。

ストックは体の重心をとるために使っていることを忘れないでください。

4本足になることで、思いっきり頼ることもあるかもしれませんがストックを完全に頼ったバランスのとり方は危険もあります。


1.平地のストックワーク

まず平地でのストックワーク。

体の重心が地球の中心に向くように意識して出来るだけ真っ直ぐ立つ。

この「体の重心が地球の中心」に向かう基本はストックワークでなくても登山のどんな場面においても基本の歩き方です。

ストックは体の重心がずれないように近い場所に付くようにして、歩く時は大きく振らない。


2.登りのストックワーク

次に登りでのストックワーク。

登りで体の重心を前にしがちですが、重心は変えない。

高い段差を登る時など、ストックを方よりあげている人を見かけますが上げすぎです。

まずは出来るだけ小股で歩ける段差がないか確認して、一度で上がらない方法を考える。

(これは基本の歩き方)

それがない場合は段差に対して出来るだけ前に進み、グリップの下を掴み地面に付き重心を少しずつ前に移動しながら上がります。

(これは登りに対する基本のストックワーク)

段差に出来るだけ近づかない場合どうなるか試してみるとストックワークの意味がわかります。


3.下りのストックワーク

続いて下りでのストックワーク。

ストックは同じ長さのままで体の横にストックをついてバランスをとる下り方もありますが、ここで紹介するのはストックの長さ(シャフト)を変えて下りの基本。

シャフトはL字より長めにして、登り同様付く位置は前です。

段差がある場合、段差の下にストックを付き、膝を曲げて少し腰を落としてバランスを取りながら着地します。

長さが足りない時は、その都度調節するのではなくグリップの頭を利用してください。

下りの注意点は常にバランスをストック側に預けて歩いていると、そのまま前のめりになり転倒のリスクが非常に高まります。

ストックがあっても、体の重心は地球の中心へ。

どうしてもストックに体を預けなければ降りられない場面では、細心の注意を払ってください。

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