山の植物について|登山入門ガイド

山にはどれだけの植物が生息しているのでしょう。

草木・花・苔・キノコ。大きく分けて4つですが、その種類は膨大です。

そこに動物や鳥を加えたら、山の楽しみは尽きないですね。

ここでは、最も目に入りやすい木々と花々についてご紹介します。

(苔やキノコは上級者向け?!)


1.森林限界

山の植物をお話する前に「森林限界」って、わかりますか?

登山用語辞典によると「高木が生育できなくなる限界地の地点。これより上部が高山帯となる。」と書かれています。

高山を登っていると、自分の背丈を超えていた高木がなくなり視界が突然開けることがあります。

そこです、そこが森林限界です。

山にいけば、みれば、わかります。

日本(本州中部)での境界は標高2500m付近だと言われています。

森林限界を超えると環境条件が厳しい為、数少ない植物しか育ちません。

この森林限界から「高地帯」で、ハイマツやナナカマド・数少ない高山植物が見られます。

森林限界の下が「亜高山帯」といい、シラビソ・コメツガなどの針葉樹が育つ亜高山帯ですが、ここに広葉樹のダケカンバが入ります。

ダケカンバが見えたら、大体標高1500mあたりだと推測できます。

亜高山帯の下が「山地帯」で、ブナ・ケヤキ・ミズナラなどの落葉広葉樹林が見られます。
その下が「丘陵帯」、その下が「亜熱帯」で、沖縄のマングローブに辿り着きます。

登山中、植物を見て大凡の標高がいいあてられたらカッコイイですよね。

まずは白樺とダケカンバを見分けられるようになりましょう。


2.高山植物

登山中、岩陰から顔を覗かせる可愛い花を見つけると何だか心がほっこりします。

花を目的に登山している人も少なくありません。

標高によって、季節によって、咲く花が変わるので高山植物好きな人は頻繁に同じ山に登り、花の開く様子を伺っているようです。

そして、写真撮影をしているうちにカメラの腕を磨きたいとなってくるわけです。

話はそれましたが、標高別に代表的な花を紹介しましょう。

標高500~1500mの山地帯で咲く植物で有名なのは、春一番に咲く「カタクリ」

標高1500~2500mの亜高山帯で覚えやすいのは、大胆な花をつける「キヌガサソウ」

標高2500m以上の高山地帯からは、高山植物の女王「コマクサ」

本州では白馬岳と八ヶ岳にしかみられない稜線に咲く「ツクモグサ」などなど・・

とてもとても特徴的で山では有名なお花を4つ紹介しました。

でも高山植物は素人には見分けのつかない花も多いのです。

例えば黄色い花だと「これはミヤマキンバイ?ミヤマダイコンソウ?ミヤマキンポウゲ?」と、わからなくなります。

種類が多く、名前も長く、筆者にはとてもとても覚えきれませんが、高山植物を覚えたら登山が何倍にも楽しめます。

そして一緒に登山に出向いた山仲間を喜んでもらえること間違いなしです。

登山には自信がないけれど、高山植物を楽しみたいという方にも気軽に行ける場所は沢山ありますよ!

標高が高い県の観光地といえば長野県上高地や、栂池自然公園。

高山帯でしか見られない植物はさすがに難しいですが、亜高山帯までのお花は見ることが可能です。

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