登山初心者向け登山スタイル
登山者それぞれ、自分に合ったスタイル、つまり服装で登ることになりますが、色やデザインは人ぞれぞれですが、何でもいいという訳ではありません。
登山初心者の方は、自分のスタイルを作るところから始まると思います。
どんなスタイルがあるのか、種類と機能をご紹介します。
1.登山初心者にお勧めする登山スタイル
ひと昔と違い、登山ウェアはファッショナブルになってきました。
特に女性のウェアのファッション化は顕著で、いわゆる「山ガール」という言葉も完全に定着し、山ガールファッションが定着しました。
登山初心者の女性の方を見かけると、山雑誌のグラビアをそのまま着こなしたような、スタイルの方を多く見かけるようになりましたが、着用している服の機能性を認識しているのかが心配になります。
登山ウェアは、アンダー、ミドル、アウターの3枚重ねが基本です。
たまに、アウターにダウンジャケットを着ている人を見かけますが、行動中のダウンジャケットはNGです。
ダウンジャケットは、暑すぎる上に、生地が非常に薄くできているために、枝などに引っ掛けると、すぐに破けてしまいます。
登山初心者の女性の方は、スカートでかわいいスタイルに憧れると思います。
しかし、スカートのスタイルは、行動する山の状況を知ったうえで、着用しましょう。
スカート下は、タイツを着用すると思いますが、沢など、不安定な岩場が多い場所では転倒の可能性が有り、ヤブが多いルートではどんな危険性があるかもわからず、タイツ一枚では不安です。
また、真冬は防寒性にも不安が有りますので、3シーズンで、テクニカルでは無い登山ルートで終始するような山で着用するようにしましょう。
2.視認性がいい色を選ぶ
山は思ったよりも暗く、見通しが悪い林の中では、近くにくるまで、人が来ている事がわからない時も有ります。
こんな時に、黒っぽい服装だと、視認性が悪く、いきなり出現して驚かせる何てこともあります。
また、もし、遭難した時など、救助隊がすぐに発見できるように、できるだけ視認性が良い服装を着ておくようにしましょう。
登山初心者でも、山では何があるかわかりませんので、それぐらいの気構えで登山をするべきです。
しかし、ほとんどの登山ウェアは、視認性が良い色を使っていますので、敢えて、暗い色を選ばなければ、自然に明るい色の取り合わせになると思いますので、あまり、神経質になる必要は無いと思います。
登山初心者の方は、登山用品店で、店員さんの意見を参考に、自分の登山スタイルを徐々に決めていき、登山ライフを楽しむようにしましょう。
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